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大阪城「蓮如上人袈裟懸けの松」のアクセス・その説明と異説

投稿日:2017年1月30日 更新日:

「蓮如上人袈裟懸けの松」の石碑、南無阿弥陀仏と書かれている

大阪城公園の玉造口を入り西に向かうと、内堀の手前に蓮如上人の直筆で「南無阿弥陀仏」で書かれた石碑が立っています。

ここは「蓮如上人袈裟懸けの松」の跡と呼ばれていて、豊臣大坂城以前に大坂(石山)本願寺があったこの地と由来があります。

「蓮如上人袈裟懸けの松」の場所、地図、その説明と異説についてご紹介します。

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「蓮如上人袈裟懸けの松」場所

大阪城玉造口

森ノ宮駅から大阪城を目指す場合、必ず大阪城玉造口を通ります。この玉造口を抜けて左折、西側に歩きましょう。

 

「蓮如上人袈裟懸けの松」

すると右手に大きく南無阿弥陀仏と書かれた石碑があります。ここが「蓮如上人袈裟懸けの松」と呼ばれている石碑です。

 

「蓮如上人袈裟懸けの松」の石碑、南無阿弥陀仏と書かれている

正面から「南無阿弥陀仏」と書かれています。達筆なので読みづらいのですが、何となくそう書かれているなという想像はつきます。

すぐ横にある内堀前が下り坂になっていて、そこを下ると梅林があります。JR大阪城公園駅からは、梅林の道を上ってくると着きます。

 

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「蓮如上人袈裟懸けの松」説明と異説

「蓮如上人袈裟懸けの松」

石碑がある横に小さな小屋があります。ここが「蓮如上人袈裟懸けの松」と大きく関係しています。

周辺にはいくつかの説明文の掲示もあります。

本願寺第八代蓮如上人は、明応五年九月この地を選んで移住しました。

天文元年八月、第八代証如上人は山科より本願寺をこの地に移し、大坂(石山)本願寺と名付けます。この本願寺は繁昌したくさんの人が集まりました。

永禄十三年(元亀元年)織田信長が本願寺に難題を申し入れ、石山合戦が始まります。11年間の攻防の末、天正八年三月勅により和議となりました。

天正十一年豊臣秀吉が大坂城を築きます。時代は変れども「蓮如上人袈裟懸けの松」の根のみが残り、わずかに往昔を偲びます。

本願寺津村別院誌(抜粋)

参考:説明文を一部抜粋し要約

この地が豊臣大坂城以前は石山本願寺だったのがわかります。

元々、石山本願寺だったのが、織田信長との石山合戦により、立ち退くことになります。その空いた土地に豊臣秀吉が大坂城を築きました。

 

「蓮如上人袈裟懸けの松」

この写真の小さな小屋の中を見下ろすと、松の根があります。これが「蓮如上人袈裟懸けの松」なのだとか。知らないと気が付きません。

ほとんどの方はこの周辺にある大きな木が松なのかなと思ってしまいますが、どうやらそうでは無くて、この小さな小屋の中に巨大な松の根だけしか残っていません。

因みに袈裟懸けとは、お坊さんが着ている服で、右肩から左脇に斜めがけしている袈裟のことを言います。これを蓮如上人がこの松にかけたという伝説が由来になっています。

残念ながら現在も石山本願寺の遺構は見つかっていないので、東本願寺・西本願寺にとっては、この地が本願寺を示す遺跡ということになり、現在でも聖地のように信仰され、門徒の方がお参りに来られます。

蓮如上人袈裟懸けの松の説明文「石山本願寺と大阪(大坂)」

「石山本願寺と大阪(大坂)」という大阪市教育委員会による説明文には、大阪城公園あたりが「石山本願寺」と推定されると書かれています。

 

江戸時代の絵図によると、この場所は間違いか?

「蓮如上人袈裟懸けの松」の横の石碑に書かれている願主・由井卯三郎と書かれている

石碑の裏側には以下のように書かれています。

  • 願主:由井卯三郎(大阪市西区靭北通2丁目)
  • 石喜:工作人・近江喜三郎(大阪江戸堀)

江戸時代の絵図で確認した所、大阪城内に「蓮如上人袈裟懸けの松」がえがかれていますが、その地はここではなく、本丸の東側になっています。いつどのようにして現在の地に場所が移ったのかについてはわかっていません。

以上のことから判断すると、江戸時代の古地図と現在の位置が異なることから、ここにある松の根が当時と同じ松の木なのかが怪しいとされています

現在のこの場所は上の石碑裏側に書かれている願主・由井卯三郎氏が私費で造られたようですね。当時、本丸内には造れなかったから、この場所に造ったのでしょうか。全くの謎です。

 

「蓮如上人袈裟懸けの松」地図・アクセス

大坂城「蓮如上人袈裟懸けの松」地図

森ノ宮駅からは玉造口を左折し直進するとあります。JR大阪城公園駅からは極楽橋を入り、すぐ左側の梅林方面の坂を上りましょう。

地下鉄谷町四丁目駅からは、大手門から入り多聞櫓、桜門を通過し、内堀沿いにあります。

参考:「大阪城の重要文化財」10箇所

参考:「大阪城の史跡・名所」一覧

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